
産後の骨盤矯正

女性は、出産のため骨盤の構造は幅広く、仙腸関節や恥骨結合が歪みやすい構造です。
出産する時に開いた骨盤は、出産後、1~9時間かけて急速に戻り、左右の腸骨はゆっくりと元に戻るのですが、正しい位置に戻らずに固定されてしまう場合が多く、体に不調が出てきます。
骨盤が歪むと、筋肉、内臓の活動が正常な状態に戻らず、体調がすぐれなかったり、代謝が悪くなり太りやすくなったりします。産後、体重が元に戻らないことも多いです。
出産後は、だれしも骨盤仙腸関節が不安定ですので、早めに本来の位置に調整するべきです。
自覚症状がなくても調整してあげるのが望ましい のです。
また、妊娠前から歪んでいた方は、出産後の不安定な時期に、きちんと調整することによって、正しい位置へ戻すことが出来るチャンスでもあります。
産後はできるだけ体を動かさない様に・・・
出産後、1ヶ月は出来るだけ体を動かさないようにしましょう。
赤ちゃんのお世話と自分のおトイレなどの最低限のことだけにとどめ、家事はいっさいやらないことです。
昔は、産後は水に触るなと言われていました。
水仕事=台所仕事は立ちっぱなしで体にとても負担がかかります。また、水を触ることで体も冷えてしまいます。また髪を洗ってはいけないとも言われていますが、これも、髪を洗うことによってからだが冷えてしまうからです。
産後の足腰に負担のかかる立ち仕事と、体が冷えてしまう水は大敵なのです。
しかし、最近の核家族化の増加によって、産後ゆっくりと寝ていられない方が増えています。
また、昔からのありがたい助言を、軽く受け流してしまう傾向もあり、「動けるから大丈夫」と、産後すぐに一生懸命家事をしてしまうのです。
自分は大丈夫なつもりでも、体はまだまだ安静が必要です。
後のためにも、産後は出来るだけ動かないようにしましょう。
それには、ご主人をはじめ、ご家族の協力が必要です。大切な命を生み出した体をみんなでいたわってあげて下さい。
産後による骨盤の歪みの後から影響が出ます
産後ゆっくり休めなかったりして、仙腸関節がきちんと元に戻らずに、歪んだまま固定されてしまった場合、後になってから体のいろんな部分に不調が出てきます。
何十年も経ってから、体に不調が出て、治療院へ行ったら骨盤が歪んでいるといわれ、その原因が、出産後の歪みであることが多いのです。
出産後、体形や体調が変わったという事をよく耳にしますが、それも、骨盤の歪みが原因です。
できるだけ早く骨盤を調整しましょう!
体調が悪くなってから治療をするよりも、早いうちに骨盤が正しく元に戻るように導く骨盤矯正をしてあげた方が合理的ですよね。
骨盤は、出産後1~2ヶ月間はとても不安定です。その間に、強い力などを加えるのは望ましくないので、マッサージや整体は3ヶ月以上たってから受けるようにと指導されることが多いですが、当院の治療は、一般的な整体とはまったく違った療法です。
手足を軽く操作し、筋肉に適切な刺激を与え、自然治癒力を高める療法です。体に無理な力を加えたりしませんので、産後のデリケートな体にも安心して受けていただけます。
板橋さん 40代 女性
―治療前の症状
産後のぎっくり腰をきっかけに授乳するにもだっこするにもとにかく背中と腰が痛かった。
身体を休めても運動してもなかなか治らなかった。
―治療後の症状
始めは毎日のように通い、次第に間隔をあけられるようになり、今では少し腰が痛くてもすぐに治るようになりました。
―同じ症状で悩んでいる方にメッセージ
他の整体やはり・お灸の治療をしても治りませんでしたが、骨盤調整をしたことで少しずつ楽になりました。その場しのぎの対処法ではないんだなと思いました。
子育て・運動など何かしながら治すことは大変ですが、必ず楽になります。
