さいまた市北区 口コミ上位のあん整骨院 骨盤矯正・交通事故治療などもご相談ください。

「仙腸関節」あまり聞きなれない言葉ですが、これが腰痛に、いえ、すべての体の不調、疾患につながる大変重要なものなのです。
関節といっても膝や肘、その他の関節のように可動する関節とはちょっと違います。
接した所が平面なので「平面関節」「不動関節」などと呼ばれたりもしますがちゃんと動いているのです。

ハサミの要の部分を想像してもらえればいいと思います。
歯の部分に比べて動きは小さいですが、ちゃんと動いて、むしろ動きの中心ですね。
そこが動かなくなったり、ズレたりすると紙をちゃんと切ることが出来なくなってしまいます。
人間の身体も同じで、動作の中心はこの「仙腸関節」です。二枚の歯の部分は、人間でいうと二本の足といえるでしょう。

しかし人間の身体の場合、中心である要であると同時に、直立するための背骨（脊柱）を支えている土台の役割も果たしています。
仙腸関節を含む骨盤が人体の土台、脊柱が大黒柱といったところです。
この土台が斜めになると、当然その上に立っている柱である脊椎は、まっすぐに立ってはいられません。

脊柱の土台は骨盤ですので、柱である脊柱だけを仮に真っすぐな常態にしても、普段の生活に戻ってしまうと、ズレて斜めになった土台の上に、柱を立てて生活することになりますから、脊柱はＳの字にバランスをとらざるを得ません。

根本的に、その土台である骨盤から正しい位置に戻さなければならないのです。そうすれば、自ずと柱である脊柱も真っすぐになるのです。
＊「骨盤調整（矯正）」では、もちろん骨盤だけではなく、身体全体の調整をします。「骨盤調整（矯正）」は、施術者の手や足で骨盤の中央に位置する仙腸関節周辺をよく緩めて、無理なく正しい位置に戻していきます。

ギックリ腰や急性的な腰痛なら３～５回の治療で良くなりますが、長い時間をかけて、長い間我慢してきた腰痛はそうはいきません。治療が終わると楽になりますが、人間の身体は「慣性の法則」のように今までの姿勢、今までの形に戻ろうとします。曲がっていた骨格は曲がったなりにバランスをとって生活していた訳ですから、筋肉や靭帯がその形を覚えていて、その形に戻ろうとし、次の日には半分くらい戻ってしまいます。

ですから初めのうちは、なるべく間隔を空けずに治療するのが良いでしょう。それとバラコンバンドを着けることをお勧めます。
回数を重ねるうちに、患者さん自身が一回一回楽になるのが分かると思います。腰痛を始め、その他の各症状で、０歳の赤ちゃんから９０歳のお年よりまで治療できる、安全な治療法なのです。